なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば② 「低い」は「下い」?
孫の「さあちゃん」 形容詞を作り出す
もうすぐ4歳になる孫の「さあちゃん」は、とてもおしゃべり。
里帰り出産で実家に戻ってきています。
個包装の小さいラムネのお菓子を隠してもらい、見つけては喜んでいました。
高い所のラムネは、すぐに見つけられました。
低い所に隠した最後の1つが、どうしても見つけられなかったのです。
ママにヒントを求めたら、
ママ:「高い所にはないよ。低い所を探して。」
さあ:「下い?下いってこと?」
「さあちゃん」は、「上」や「下」という語をすでに知っていて、自分でも使うことができます。
「高い」という語は、絵本に出てきたキリンの背が高いという話をしたとき、意味が分かっていました。
「低い」という語は、まだ知らなかったようです。
「高い」のは、「上」の方だから、「低い」のは「下」の方だと、「さあちゃん」なりに考えたのでしょう。
だから、「低い」を「下い」と言ったにちがいないのです。
既知の言葉から、自分なりの形容詞を作り出したということ!
なるほど!こうやって言葉を覚えていくんですね。
名詞より 形容詞の方が難しい
「さあちゃん」は、「ポップコーン」を「コップコーン」、「こうもろこし」を「とうころもし」と言い間違います。
でも、「ポップコーンおいしいね。」と、「ばあば」が何度も言えば、「さあちゃん」も「ポップコーンおいしいね。」と言えたりします。
「まぶしい」ことを「ばぶしい」と言ったときがあります。
言い間違いだけなのか、意味を勘違いしているのかは、「ばあば」には分からなかったです。
確かめたいと思っても、なかなか同じシチュエーションにはならない。今度はいつ「まぶしい」を使ってくれるのでしょうか。
ああ、そう言えば。名詞の英単語はすぐに覚えられたし、使えました。
でも、形容詞の英単語は、覚えられても使い方が難しかったです。
日本語と英語。
違うことは多いけれど、共通していることもあるんですね。
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なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば①
こんにちは。日本語教師をめざしている現役小学校教師です。
今年10月に60歳になりますので、来春に退職します。
退職したら、年金支給の始まる65歳までをどうしようか思い悩みました。
貯金を取り崩して生活するのでは、あっという間になくなってしまいます。
収入のないときの苦しさは、育休をとったときに実感しました。
再任用の道もあるので、週3日くらいならできると考えていましたが、
採用枠がフルタイムのみとなり、あきらめました。
時間外勤務が、月平均60時間くらいで、多いときは94時間の月もありました。
コロナ禍でこれですから、以前のように休日のスポーツ大会などに児童を引率したり、そのために放課後練習をしたりが加わったら、いったい何時間働くことになるのでしょうか。60歳を過ぎて、自分がそんな激務に耐えられるとは思えません。
また、私には入退院を繰り返している義父と実父がいました。
昨年亡くなってしまいましたが、いつ自宅での介護が必要になるか分からない状況でした。
私が退職するまで、なんとかがんばってと願いながら、毎日を過ごしていました。
介護をしながらでも、収入を得る方法として、オンラインで何かをするのが1番よいと思うようになりました。
友達にオンライン日本語教師をしている人がいて、「退職後、日本語教師したらいいんじゃない?」と勧められたこともあったので、まずは日本語教師について情報を集めることにしました。
YouTube で検索し、最初に見たのが、「はま先生」です。
【最速】日本語教育能力検定試験に独学で合格する方法【過去問に始まり過去問に終わる】 - YouTube
そこで、プロの日本語教師になるためには、
3つの方法があるということを知りました。
- 日本語教師養成講座420時間を受講する
- 日本語教育能力検定試験に合格する
- 大学や大学院で日本語教育を専攻する
田舎に住んでいて教師をしながら①の養成講座を受けるのは無理だし、
かかる費用も高い!
大学で「日本語」の専攻はしていない。
ということで、②の検定試験合格をめざすことに決めました。
次回は、まごの「さあちゃん」のかわいい日本語について書きます。
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