なぜ日本語教師になりたい?日本語のおもしろさに気付いたばあば⑥ はっとさせられる子どもの一言
はっとさせられる瞬間
どんどん言葉を覚えていく 孫のさあちゃん。
かわいい間違いをしたり、大人のように言葉を使いこなしたり。
今回は、ママの里帰り出産で実家に戻ってくる前の1コマ。
さあちゃんのママは、パパが毎日遅くまで仕事をがんばってくれてありがとうと思っている(らしい)。
妊婦のママのために、パパは洗濯をして干してくれたり、お風呂そうじをしてお湯をはってくれたりして、いつもやさしい。
でも、休みの日にいつまでも寝ていたり、ゲームを長い時間していたりすると、正直イラッとすることがある(ようだ)。・・・分かるわあ。
ある日、パパは、ついゲームに夢中になっていて(たぶん)、お風呂を準備するのを忘れていたようだ。
そんなパパにカチンときたママが、
「パパ!お風呂は!」
と怒りの言葉。
遊んでいたさあちゃんが、それを聞いて、
「『お願い』って言うの忘れているよ。」
ママは、はっと我にかえるのでした。
子どもって天才
子どもの一言って、深く心に響くことがありますよね。
ナイスタイミングでナイスな言葉。
そんな言葉をどこで覚えたんだろうと驚きます。
保育園で?
大人の会話を聞いていて?
私の1番上の娘が小さかった頃にも、同じようなことがありました。
故義父は、故義母に対して「おい!くつ下!」「おい!お茶!」「おい!○○!」と大きい声で言いつけては持って来させる人でした。
人が、自分の言うことを聞いてすぐに行動してくれるのが好きだったようです。
義母が亡くなって、私が朝ご飯を作るようになったとき、仕事に行かなくてはいけないので、義父が食べる場所にセットしておきました。
「犬じゃあるまいし!」と、怒鳴られました。
私に、仕事に行くなってことかい!と、とても嫌な思いをしました。
夫は、故義母に性格が似ていて優しい人ですが、こんな環境で育ったわけですから、「ええ~?」と思うようなこともありました。
お風呂からあがると、
「おい!パンツー!」
私は、こんな風に言いつけられるのは大嫌いです。
その時、幼稚園児だった娘が、
「お父さん。なんで(なぜ)自分でパンツ持ってこないの?私には、自分のことは自分でしなさいって言うのに。」
と、不思議そうに質問していました。
おおおおおお!ナイス!!!!
決して、私が頼んだわけではありません。
それから、夫が大声で言いつけることはなくなりました。
娘の言葉が、夫の言葉に響いたようです。
子どもって、親の言動をよく見ていますね。
家に帰って、ほっとしても、言動に気をつけないといけませんね。
子どもって おもしろい!
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